2014/09/24

ヤッホー

夢見る乙女じゃあるまいに、
妖精だなんてねと、目を通した程度の一冊。
未だ捨てられず、なぜか今も手元にある。


30年位前に景品で戴いた、
シシリー・メアリー・バーカーの詩画集。


改めて眺めてみると・・
鋭い観察眼、巧みな描写力、
自然と妖精への愛情が込められている。
素晴らしいじゃないか、メアリー。


幼少の頃、妖精だった自分にそっくりだが、
妖精とは可愛い存在だけで良いのか、などと
無駄な疑問が湧いてくる。


自然という自転車を漕ぐのが、妖精・精霊類かもね。
それで自然は進み、ぐるぐる動く。
妖精達の動かす自然のサイクル。
生きとし生けるものは、その中に存在する。
発生と消滅、創造と破壊・・。
せっかく育てたメルヘンチックなお花畑を、
容赦なく踏み散らかすメンドリたち。
その一方で毎朝立派な卵を産み、
私は「ご苦労様、いただきま〜す」となる。
また、イチジクをご近所に配ったりすると、
メルヘンなジャムになって戻ってきたりで、


妖精サイクリングは、
メルヘンでヤッホー !!な仕組みだよな・・。