2015/09/03

防災の日だった

9月1日は防災の日。
あの雷雨の中、生中継を観ました。
ひたすら保身に徹する語り、
防災は「理解力」の有無にかかっている!
という通説を繰り返し強調していました。
実に興味深い記者会見でした。


数々の珍しいデザインルールも知る事ができ、
すごく勉強になりました。
さらに、自分もクリエーターに成れる !!
などと妙な自信も湧いてきました。


さてと・・・、
仕切り直し皆無の、おまったなしの件・・
「東京指相撲」の開催希望ポスターを試作りまった。
泥は塗るけど、絶対手は汚さない。
清潔な千秋楽指相撲をイメージしまった。


ヒマなので、生中継で学習した事を元に、
拙い挨拶文案を作りまった。
後半部分をメインに抜粋掲載しまった。

ご 挨 拶 (案)

心は態に宿り、態は体に現れ、そして技は指先に現れる。
「心・技・体」の総合格闘技、それが「指相撲」
さて、この度・・・・・・・・。
(中略)
無名デザイナー制作の「指相撲ポスター」の原案修正案の
改良案の試作案が完成致しましたのでご疲労致します。
なお、制作意図並びに制作過程につきましては、
別冊「おやゆび物語」p.2,020に記載致しましたので、・・
( 中略 )
デザイン音痴な一般国民の方々のご理解・ご賛同を
戴けるのか甚だ疑問ではありますが、
伝統ある指相撲の普及、世界平和・小遣い値上げを願い、
誠心誠意のおもてなし精神を込めて、
未熟ではありますが尽力した次第です。
今後共、皆様のご声援にお応えできるよう最善の努力を
致す所存ですので、更なる協賛金出資の程、
よろ、お願い申し上げます。
なお、ご指導・もの言い・ご苦情の類いは、
受付力士不在ですので謹んでご辞退申し上げます。

るる深まり行く秋・・
行楽の秋・貪欲の秋・魅惑ヴォィスの八代亜紀・・
様々な秋の色が織りなす美しい国、日本。
天抜ける様な秋空の下、
キャーキャー・わーわー、
化粧回しを忘れ、我を忘れて無我夢中、
一般国民も特別国民も皆同じ土俵に
凛として立つ。
会場にいる全ての者が、参加力士だ。
当然、行司も裸だ。これぞ裸の付き合い。
お隣同士が緊張の面持ちで手を組む。
静まり返る旧国立競技場跡地。
・・・
呼び出し・駄助の声が響く。
制限時間一杯、おまったなし。
「はっけよぉ〜い・のこったっあ !」
軍配が返り、クネクネと動き出す親指たち。
「のこった、こった、こった・・」
おのれの全身全霊を込め、
繰り出される華麗なる技、技、技・・。

闘いは無心で有れ、と力士達は努める。
が、自然と視界に入るのは、
過去の対戦で負わされた爪傷の数々。
腱鞘炎に苛まされ、
出場断念かと危ぶまれた事もあった。
脳裏に蘇るこれまでの苦難。
辛く、遠い道程だった。

絶え間なく吹き出す汗・・。
ひとしずくが手の甲に落ちた。
急激に弛緩する指達。
闘いは終わった。

全力を尽くした力士達に、
健闘を讃え合う言葉などいらない。
親指を天高くかざしグッド・ジョブ!!


ただ、ただそれだけだ。
勝敗やメダルなんて、元々どうでも良いのだ。
心地よい秋風が、燃え尽きた心と体を癒す。
「四年後、また会おう」
「 O K 」
OKサインを作る指たちを
夕陽が黄金色に染めあげていく・・。

これぞ親指の祭典、東京指相撲。
美しいではあ〜りませんか。

( 中略 )

この度のあの件その件、
そしてこの件に関しましては、過分なるご理解を戴き
関係者一同こころより厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
末筆ながら、一般国民の皆様の末永いご繁栄と
ご多幸を祈念痛しまして、結びの一番と致します。

             ごっつぁんです。

        東京指相撲協会臨時理事
          親指親方(元・駄力山)

・・・
あ〜、疲れた。
自分でやる気は全く無いけど、
イベントの企画運営って結構大変そうだな。
くだらないモノだと尚更に・・。